これまでブログでは、omoiireでおすすめのデザインや商品をご紹介してきました。
この記事では、少し視点を変えて、プリント方法について語りたいと思います。
さまざまなプリント方法の中から、今回はエプロン、トートバッグ、Tシャツなど
omoiireで取り扱う布地素材の商品にみられる【シートプリント】についてご紹介したいと思います。
omoiireは、1980年に創業した印刷会社のバンフーが運営しているサイトですので、プリント方法へのこだわりを少しでもお伝えできれば嬉しいです。
シートプリント(熱圧着シート)はマニアックなプリント方法?
アパレルでは大量につくるため、シルク印刷や昇華転写が一般的なので
【シートプリント】は、けっこうマニアックな部類のプリント方法です。
とても簡単に言うと、布用のカッティングシートを貼る技法のこと です。
シートはアイロンで圧力をかけて貼りつけるため、「熱圧着シート」とも呼ばれます。
サイトによって呼び名がちがうこともあり、「カッティングシート」「転写シート」というような表記をしているところもあります。
シートプリント(熱圧着シート)とは
その作成工程は 、まず色のついたシートを、文字やデザインの形にカットし、
無駄な部分だけを手作業で取り除き、布地にプレスして貼りつけます。
インクジェットプリントとの違い
また、omoiireの布系商品のプリント方法は
インクジェットプリントとシートプリントの2つを主に採用しています。
インクジェットプリントの特徴は、生地にインクが染み込むためナチュラルな印象になること。
一方で、カッティングシートは布地の上に貼りつけるので、生地色とプリント色が馴染む事はありません。
そのため、パキッとした印象の、鮮やかな仕上がりになります。

左はインクジェットプリント。右がシートプリント。
インパクトのあるデザインに最適なプリント方法で
omoiireではTシャツ、トートバッグ、エプロンなどにこの方法が使われています。
Attention! 熱圧着シートの注意事項について
シートプリントの苦手なデザインは、細かい線や点によるデザインです。
シートの接着部分が小さいと上手く貼れないためです。
たとえば写真のプリントはできません。また、カラフルなデザインが出来ないという難点もあります。
それでも 文字やシンプルなデザインにはとても長けています。
1個ずつ、シートの色を変えたり、名前をカスタマイズしたり、ゴールド、シルバー、蛍光色など多彩で美しくデザイン性の高い表現ができます。
私達スタッフも、撮影サンプルの作成時には、
デザインに合った誰かを想像しながら、シート色を見比べつつ色を選ぶのが密かな楽しみです。
omoiireで”あの人はどんな色が好きかなぁ”と想いながら、選んでみてくださいね。
omoiireのシートプリントアイテム
最後に、omoiireでラインナップしているシートプリントのアイテムをご紹介して終わりたいと思います。
ほかのサイトではあまりない、少しマニアックなこのプリント方法で、オリジナルのアイテムをつくってみるのも楽しいかも知れません。